研究課題
若手研究
CSR活動は持続可能性の観点からは不適切な企業活動とは見なされない。ただし、企業統治論等の立場からはエージェンシーコストと見なされる可能性がある。本研究は、①CSR活動は企業価値に正の影響を与えるのか、それともエージェンシーコストなのか、②CSR活動と企業価値の関係に国・地域やその特徴がどのような影響を与えるのか、を明らかにすることを目的とする。特に、余剰利益が生じにくい市場競争度の高い状況に着目し、国レベル、産業レベル、企業レベルでの市場競争度を代理変数として用いる。また、CSR活動と企業価値の関係に国・地域の違いが与える影響を、持続可能性の程度などの要因を考慮しながら分析する。