研究課題
若手研究
持続可能な社会の実現には、政府、企業による行動の変革だけでなく、彼らの提供物を消費する「消費者」の行動が極めて重要である。先行研究は、様々な要因が消費者の持続可能な行動に影響を与えることを明らかにしているが、消費者の「飽き」が、その後の持続可能な消費行動に与える影響を検証した研究はほとんどない。そこで、本研究は製品広告などの刺激への反復接触の影響を考慮し、消費者の「飽き」が持続可能な消費を減少させるのか検証を行う。同時に、消費者の「飽き」を抑制することで、「飽き」が持続可能な消費に与えるネガティブな影響を低減できる可能性を示し、「態度と行動のギャップ」解消に向けた新たな視点の提供を目指す。