研究課題
若手研究
本研究の目的は、地方農山漁村における災害や過疎化、地域開発など、土地の処遇問題や人の移動に関する事例を通じて、人々の土地・空間管理の持続的なあり方を再考し、世代的な維持・継承の可能性を検討することである。つまり、土地との関係が問い直される局面の中で、土地・空間管理の持続性を支えるために人々がいかなる選択をするのかを問う。本研究では、そのための事例地として、災害被災地域である福島県富岡町、白神山地周辺の過疎地域である青森県西目屋村、神奈川県三浦市の開発残土処分場地を取り上げる。