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N・ルーマンによる〈近代化と宗教〉をめぐる論究の社会学説史的意義の解明

研究課題

研究課題/領域番号 25K16819
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分08010:社会学関連
研究機関三重大学

研究代表者

畠中 茉莉子  三重大学, 人文学部, 講師 (60910685)

研究期間 (年度) 2025-04-01 – 2029-03-31
研究課題ステータス 交付 (2025年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2028年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードニクラス・ルーマン / 社会システム理論 / 宗教 / 近代化
研究開始時の研究の概要

本研究は、ルーマンが近現代社会における宗教の様態を分析するにあたり、それを社会に
おける影響力の衰退として捉えるのではなく、社会の機能分化に応じて生じる種々の問題への議論を励起する場として把握しようとしていたことを明らかにする。それにより彼の機能分化論が単にシステムの並列と自律を描いたものではなく、機能システム間に無数の葛藤と相克があることを念頭に置いたものであることが示される。それと同時に、近代化と宗教を単純な対立で捉えることを前提とする従来の学説に対して、両者の間には歴史的に繰り返し立ち現れてきた複雑な相克関係があり、それらを問い直すという課題をルーマンが提起しようとしたことを明らかにする。

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公開日: 2025-04-17   更新日: 2025-06-20  

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