研究課題
若手研究
少子化の急速な進展と共働き世帯の増加に伴い、特に都市部において共働き核家族世帯の孤立化が指摘され、保育を中心とした子育て環境の体制整備が喫緊の課題である。本研究では、1)育てる環境としての子育て支援サービスの包括的提供圏と成立可能性の提示、2)働く環境としての子どもの急病時に利用可能な施設配置と運営体制の把握、3)産む環境としての子育てを支える医療提供体制の需給バランス評価と将来推計、という3つの小課題を設定した。これらを通して、施設配置の観点から子ども・子育て支援体制の包括的提供モデルを構築する。