研究課題
若手研究
レジスタントスターチ(RS)は,消化されないデンプンであり食物繊維と類似した機能性を有する.RS混合系食品を創製することは日本人の食物繊維不足の解消が期待でき,生活習慣病予防に貢献できる.一方,多量のRSを食品に混合すると,粉っぽさやざらつき(粒子感覚)によって嗜好性が損なわれる可能性がある.そこで,RSの粒子特性と粒子感覚を調べ,粒子感覚を活かした食品の創製と,粒子感覚の低減に向けた食感改良法を探り,嗜好性が高く簡便にRSが摂取できる食品の創製を行い,人々の健康維持増進に貢献することを目的とする.