研究課題
若手研究
近年、神経発達症と診断される児は増加しており、人において固有腸内細菌叢の構築不全が、その後の神経発達症の症状を引き起こすかどうかを明らかにする。特に、神経発達症の中でも自閉症に特有な感覚特性に着目して、より幼少期のどの時点から感覚に関する特徴を示しているかを確認する。固有腸内細菌叢の構築が神経発達症の発症に影響することが示されれば、母体栄養や母体細菌叢の改善、授乳婦への特定の栄養素負荷などにより子どもの神経発達症発症を抑制できる可能性を示すことができる。