研究課題
若手研究
本研究の目的は、双方向マッピング仮説の妥当性を検証し、その知見に基づいて群衆の智慧群衆の最適なアルゴリズムを見出すことである。双方向マッピング仮説では、シンボル(数詞)と非シンボル(例:ドット数の知覚)の表象をお互いに変換する過程で推定バイアスが生じるとされる。本研究の目的を達成するために、以下の3つの研究を行う。研究1では、性別と刺激の次元数も考慮して双方向マッピング仮説の妥当性を検討する。研究2では、子どもと大人の回答を含んだ群衆の智慧の効果を検討する。研究3では、より発展的な集約アルゴリズムである確信度による重み付け集約の効果を検討する。