研究課題
若手研究
老いに対するネガティブな態度は、高齢期の健康や生活に悪影響を与える。本研究の目的は、老いに対するポジティブな態度を維持するために有効な、高齢者本人によって制御可能な要因を明らかにすることである。具体的には、高齢者を対象とした次の3つの研究を行う。①インタビュー調査による、老いに対する態度がポジティブな人に特徴的な生活習慣や考え方の検討。②量的な追跡調査による、老いに対する態度の規定要因の検討。③全国データの分析による、コロナ禍に老いに対するポジティブな態度を維持できた人の特徴の検討。以上の研究により、老いに対する態度をポジティブに保つための具体的な対処策を提言することを目指す。