研究課題/領域番号 |
25K17177
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
重松 潤 富山大学, 学術研究部人文科学系, 講師 (20910227)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 心理療法 / ソクラテス式対話 / 腑に落ちる理解 / 治療同盟 / プロセス研究 |
研究開始時の研究の概要 |
認知行動療法では「ソクラテス式対話」を行うことが効果的であると経験的に知られている。しかし,この経験則がどのような作用機序に裏付けられているのか明らかではない。ソクラテス式対話の効果に関わる現象として,問題解決につながる情報に対する「腑に落ちる理解」の生起と,治療同盟の質の向上が関係していると考えられる。そこで本研究では,クライエントの腑に落ちる理解と治療同盟に焦点を当てて,ソクラテス式対話の作用機序を明らかにすることを目的とする。特に本研究では,ソクラテス式対話を他者評定できる尺度の信頼性・妥当性を示し,ソクラテス式対話の分析を可能にしたうえで,実際の面接データの解析を行う。
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