研究課題
若手研究
学校移行は人生を変える出来事とされており,心理的影響が伴うことから,切れ目ない移行期支援により子どもや保護者を支えることが重要である。スクールカウンセラー(SC)は,移行期支援の担い手として役割を果たすことが求められる。しかし,日本においてSCによる移行期支援に関する研究は十分ではなく,養成課程や現職研修において移行期支援に関して学ぶ機会はほとんどない。そこで,まず移行期支援の基盤となるコンサルテーションについて整理し,次に海外の移行期支援の先進的な取り組みについて調査を行う。それらを踏まえて,SCを対象とした移行期支援研修を実施し,効果検証を行う。