研究課題
若手研究
思春期はこころの不調を抱えやすい時期だが、多くの若者が支援につながっていないのが現状である。その背景には、若者にとって利用しやすいサービスの不足や周囲から偏見を向けられることを恐れて利用しづらいと考える心情などがあることが知られており、利用しやすい支援の確立が急務である。そこで、この研究では、高校生らとの共同研究により早期支援へのアクセシビリティ促進戦略を明らかにし、その戦略を備えたマインドフルネス要素を含む早期支援の開発、および、メンタルヘルス不調への効果検証を行う。この研究によって、思春期の幅広い対象へ効果的な早期支援を提案し、利用しやすい支援体制の整備へ貢献することが期待される。