配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2028年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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研究開始時の研究の概要 |
本研究では調和写像と呼ばれる図形の幾何に関する偏微分方程式の解を, 確率論的なアプローチにより調べる. 特に, 多様体上のセミマルチンゲールの族とその微分から得られる確率的変分ベクトル場を用いた可微分調和写像の解析手法を拡張し, 可微分とは限らない調和写像の性質を確率論的な手法により導出することを目標とする. 本研究の具体的な手法として, ベクトル場によるリーマン計量の摂動とそれに付随するブラウン運動の族を考察する. またそこから得られる確率過程の族の微分を調べることを通し, 調和写像の定常性に対する確率論的な解釈を得るという課題を設定する.
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