研究課題/領域番号 |
25K17383
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
財前 真理 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (61000089)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ニュートリノ / ニュートリノ振動 / 超新星爆発 / 連星中性子星合体 |
研究開始時の研究の概要 |
超新星爆発や連星中性子星合体などの高エネルギー天体現象においては高温高密度な極限環境が作られ、そこでは流体ダイナミクスや観測量がニュートリノを介したエネルギー輸送に強く依存していることが知られている。しかし銀河系内や近傍銀河でこうした天体現象が発生するのは稀であり、観測的にこの天体物理の理論を構成・較正するのは容易ではない。 そこで本研究では、この天体現象の理論的な理解を進めるために、ニュートリノ輸送計算の物理に着目する。特にニュートリノのもつ性質であるニュートリノ振動に注目し、従来の輸送計算では取り入れられてこなかったこのフレーバーが入れ替わる量子論的な物理がもたらす影響について調べる。
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