超高エネルギー宇宙線の起源解明に向けた電波検出器の応答理解

• 研究課題/領域番号: 25K17406
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 大島 仁 東京大学, 宇宙線研究所, 特任研究員 (40968294)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2027年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
• キーワード: 超高エネルギー宇宙線

研究開始時の研究の概要

本研究では電波検出器を用いた超高エネルギー宇宙線観測に着目し、テレスコープアレイ（TA）実験の低エネルギー拡張（TALE）実験の観測サイトに電波検出器を新規設置する。電波検出器＋地表検出器＋大気蛍光望遠鏡によるハイブリッド検出器によって10の15乗電子ボルトから10の17乗電子ボルトの領域の超高エネルギー宇宙線を観測する。本研究によって超高エネルギー宇宙線の電波信号およびTALE観測サイトにおける電波ノイズに対する電波検出器の応答を理解するとともに、超高エネルギー宇宙線観測の将来計画に向けた電波検出器開発に繋げる。