マルチマテリアル接合部の内部疲労損傷機構解明のための赤外線その場観察法の構築

• 研究課題/領域番号: 25K17511
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分18010:材料力学および機械材料関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 小川 裕樹 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 助教 (50880788)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 疲労 / 赤外線計測 / マルチマテリアル

研究開始時の研究の概要

本研究は輸送機器産業が着目するマルチマテリアル構造を形成する上で必要となる異材接合部の強度信頼性の向上を目指す．そこで，接合部の損傷発生に起因するミクロな変形を捉える散逸エネルギと損傷の進展過程にて得られる接合部の熱応答の両者を一括して捉える赤外線その場観察法を構築することによって，異材接合部の損傷挙動解明に基づく高耐損傷性継手設計の提案による接合継手の信頼性確保の寄与に貢献する．