研究課題
若手研究
次世代の「加工機上非接触」表面形状計測達成に必須となる「角度」・「位置」の「単一」光プローブ計測を目的として,1) 2倍波発生強度の複屈折結晶中への光波入射状態依存性を理論的に確立すること,2) 集束光スポットを測定プローブとする複屈折結晶を用いた「非線形光学フィルタリング共焦点プローブ」の提案によるワーク表面の「傾斜角」および「位置」を高分解能検出する信号処理アルゴリズムを創出することによって,これまでにない集束光プローブによる「角度」・「位置」計測新学理を構築し,自由曲面形状を加工機上で非接触計測し,その結果を加工工程へフィードバック可能な次世代ピコメートル級走査式形状計測システムを従来より2桁高い測定分解能で実現する.