研究課題
若手研究
通常は教師データを統一することが難しいため,他人のデータを用いることができないが,本研究では典型特徴と呼ばれる理想的な筋活動を推定する手法を提案し,大規模なpre-trainingの実現を目指す.識別器をマッピング部とエンコーダ部の2つに分けることによって,エンコーダ部では多人数の筋活動から抽出した典型特徴と指関節角度の対応付けを時間を掛けて学習し,マッピング部では本人の筋活動と典型特徴の筋活動を対応付けることによって,義手の使用者は時間を掛けずに義手の学習を終わらせ,複雑な識別器を用いることができるようになる.