研究課題
若手研究
建築工事標準仕様書JASS5改訂に伴い、施工時の再生材使用が定量的に評価される形となり、再生骨材の利用促進が予想される。そのため本研究では「再生骨材の製品としての競争性」の定量的な評価手法を確立するため、4次元解析を用いた再生骨材の性能および製造負荷推定手法の提案を行う。本解析により、①製造される骨材品質とそれに伴う製造負荷(破砕機使用、副産物処理)の推定、②再生資源利用に伴う製品安定性の評価、③製造骨材のCO2固定化(骨材の付着ペースト中のCa分が気中CO2を固定)量の推定、が可能となると考えられ、環境性も鑑みた製品的価値が検討可能と考えられる。