研究課題
若手研究
室内環境を維持する上で適切な空調や換気を行うことは非常に重要である一方で,空調・換気設備の能力と発生する空力騒音の低減を両立させる必要がある.両者とも本質的には流体現象であり,物体遠方,物体周り,物体壁面近傍,物体内部など様々な箇所の流れや微細な渦などの現象を捉えることが必須である.そこで本研究では風洞実験に立ち返り,複数の流体計測手法と騒音計測手法を駆使することで,従来とは全く異なる切り口により流れ場や音場を評価する.そして,本研究は風洞実験による流れ場と音場の定量的評価とその計測システムの高度化を目指す.