研究課題
若手研究
スマートフォンや防犯カメラを用いたスマートセンシングにより、多地点・多項目・長期間にわたる公共空間の利用情報を取得し、公共空間群の「利用多様性」を敷地・地域のマルチスケールで評価することを目的とする。具体的には、東京都区部の拠点駅勢圏を対象に、①敷地単位の「利用多様性」評価とその規定要因の分析、②地域単位の「利用多様性」評価に基づく計画論の検討に取り組む。本研究の独自性は、都市計画分野における伝統的テーマである公共空間の計画論にテクノロジーを掛け合わせることで、地域単位の公共空間群の計画論という新たな方策を提示する点である。