研究課題
若手研究
本研究は、依然として大幅な状況改善が見込めない障害当事者の地域移行を対象に、地域固有の状況や経緯の中で進められる経路依存性、とりわけ当事者の生活の質の地域性に着目し、都市部と地方部それぞれの先駆的事例を選定し、①障害福祉研究の地理的レビューを通した分析基盤の確立、②生活拠点の展開プロセスの分析、③外出行動からみる地域生活の実態把握の実施を通じて、地域性と時間軸を重視した地域移行の計画モデルを考案する。