研究課題
若手研究
本研究では、生業と地域社会が融和した新たな地域像として「海業地域」の成立可能性に注目しており、海から得られる広義の恩恵を地域社会に組み入れるための社会構造・空間構造の変容実態や波及効果を捉えていく。また、海がもたらす脅威についての対応についても取り上げることで、海と共生していくための新たな地域社会モデルを構築するための計画理論を導き出すことを目指していく。そのため、本研究期間では、海業モデル地区を中心に海資源との共生方法についての特徴を取り上げ、モデル化し、計画理論へと応用するための要素を抽出していくものである。