研究課題
若手研究
浮体式洋上風車のウェイクは浮体運動により複雑な流れとなるため、それを予測可能な高精度なCFD技術が求められる。本研究では、大規模CFDに適した格子ボルツマン法とGPUスーパーコンピュータによる並列計算により、数百億メッシュを扱える気液二相流と浮体式風車の実機スケール連成解析技術を開発することを目的とする。2基浮体式風車に対する大規模シミュレーションを高速に実施し、浮体動揺がウェイク干渉や風荷重に与える影響を示し、開発手法の有用性を示す。