配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2026年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
研究開始時の研究の概要 |
燃料電池技術の利用拡大のために,固体高分子形燃料電池(PEFC)の活性と耐久性の向上が必要とされている。申請者は,従来使用されているカーボン担体の代わりに,火炎法で生産したマクロポーラス金属酸化物を担体に用いることで,従来品に匹敵する発電性能に加えて,高い耐久性を発現することを見出した[T. Hirano et al., Nano Letters, 24(34), 10426-10433, 2024.; 特許取得済.]。 本研究では,申請者がこれまでに研究を進めてきた燃焼技術を駆使して,粒子の細孔をマルチスケールで設計する。それにより,PEFC触媒層内の物質輸送を自在に制御し,従来品の発電性能を凌駕する酸化物担体ベースPEFCの開発を目指す。
|