物理機械刺激及び擬似細胞連関適用による多能性幹細胞由来赤血球新規脱核機構の解明

• 研究課題/領域番号: 25K17895
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 杠 明憲 京都大学, iPS細胞研究所, 特定研究員 (10939276)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 赤血球輸血 / 再生医療 / 大量製造 / 多能性幹細胞 / 物理機械刺激

研究開始時の研究の概要

赤血球輸血製剤の供給不足解消を目標とした多能性幹細胞による赤芽球からの「赤血球脱核機構の解明」の達成を目指す。物理機械刺激という新たなパラメーターが与える赤芽球文化・成熟・脱核に与える細胞生物学上の重要性を明らかにする。RNA発現網羅解析等により新たな脱核機構の分子機構を明らかにし、安定的な培養システムとして確立させる。
本研究はそれらの基盤を活用し、拡張性の高いヒト人工赤血球製剤の大量製造方法の開発戦略への貢献を目指す。