超高真空逆光電子ホログラフィー測定装置の開発

• 研究課題/領域番号: 25K17951
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分29020:薄膜および表面界面物性関連
• 研究機関: 奈良先端科学技術大学院大学
• 研究代表者: 山本 裕太 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 特任助教 (40970223)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2029年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2028年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2027年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
• キーワード: 局所原子配列 / 原子分解能ホログラフィー / 逆光電子ホログラフィー

研究開始時の研究の概要

本研究では、超高真空環境下で測定可能な逆光電子ホログラフィー（IPEH）装置を開発し、実験室レベルで材料中の希薄元素の三次元局所構造解析を実現する。特に、次世代電池材料であるナトリウムイオン電池（NIB）の電極材料TiS2へのナトリウム（Na）インターカレート過程を対象とし、各段階での原子配列変化を解析する。これで、電池材料の劣化機構解明と、IPEH技術の汎用的応用基盤の確立を目指す。