研究課題
若手研究
本研究では、その場観察による転移率の評価を用いて、選択成長α-Ga2O3の1. 選択成長のパターンサイズが熱的安定性に与える影響2. 応力が熱的安定性に与える影響の解明3. 欠陥が熱的安定性に与える影響の解明を行う。現状では、1000℃以上での熱的安定化には一つの結晶サイズを直径3 μmと非常に小さくする必要があるが、実際のデバイス応用には直径1 mm近いサイズが必要とされる。上記の影響を解明することで、本研究ではまず直径100 μm以上の結晶サイズにおいて、イオン注入プロセスに必要とされている1000℃15分間の熱処理にα-Ga2O3の結晶構造が耐える手法の確立を目指す。