キウイフルーツ近縁種の示す多様な耐暑性戦略のメカニズム解析

• 研究課題/領域番号: 25K18235
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分39030:園芸科学関連
• 研究機関: 香川大学
• 研究代表者: 大野 健太朗 香川大学, 農学部, 助教 (10910896)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2028年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 耐暑性 / 果樹 / キウイフルーツ / 野生種 / 環境適応

研究開始時の研究の概要

深刻化する地球温暖化への対応として，作物への耐暑性の付与が必須である．キウイフル
ーツ（Acitinidia chinensis）の近縁種には顕著な耐暑性を示す種が複数存在し，さらにその形態的戦略は多様である（例：葉のクチクラを発達させて強光を遮断する種，旺盛な根系で吸水能力の高い種，他）．本研究では，Actinidia属内の各種が独自に発達させた耐暑性メカニズムを明らかにすることで，温暖化に適応したキウイフルーツ生産や植物のストレス回避に関しての知見に波及させることを目指す．