研究課題
若手研究
小学校の校庭は、体育や休み時間等で利用されており、授業中の集中力、子どもの心身の健康増進に寄与している。しかし、異常気象やヒートアイランド現象による酷暑、急激な都市開発による児童数の急増に伴い、授業や休み時間における校庭利用を制限せざるを得ない状況がある。では、どれほどの学校でどのような校庭利用制限、対応策がとられているのか。本研究では、環境問題を踏まえた小学校校庭の利用制限の実態を把握し、子どもの心身の健康のための対応策と自然共生型の校庭空間のあり方について明らかにすることを目的とする。研究結果を今後の子どもの心身を育む校庭(屋外空間)と教育活動の事例集としてまとめ、教育現場に還元する。