研究課題
若手研究
本研究は、農民が種々の外側から押し寄せられてきた社会環境変容に応じて、農法転換をいかに経験し、また、伝統農法と近代農法、有機農法と慣行農法など各種の農法をめぐる知識の形成と構造を解明し、農法転換の動態的なプロセスと農民の適応過程を内側からの視点から明らかにする。農法転換を促す社会環境変容を類型化したうえで、各類型の農法転換の実態や農民の考え方の違いについて、日本と中国における4つの代表的な事例地で農民を対象に長期的な調査を展開していく。