研究課題
若手研究
本研究はエピジェネティクスを用いて,老化による生理的変化を加味した年齢(生物学的年齢)の推定を野生動物に応用する.老化の進行を数値化することで,生活史形質の進化における繁殖への投資と老化のトレードオフについて種を超えた比較ができる.生活史スケールが2倍異なる2種を対象に,種間および種内比較を通じて,繁殖への投資が多いほど暦年齢に対する生物学的年齢の進行が早まるという生活史理論の予測を検証する.