大腸癌の腫瘍免疫微小環境における腫瘍浸潤好酸球の解析

• 研究課題/領域番号: 25K18863
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分50010:腫瘍生物学関連
• 研究機関: 近畿大学
• 研究代表者: 幕谷 悠介 近畿大学, 医学部, 助教 (10792468)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 大腸癌 / 好酸球

研究開始時の研究の概要

大腸癌の腫瘍免疫微小環境ではリンパ球やマクロファージ、好中球や好酸球などの骨髄球系の細胞が存在し、これらの免疫細胞の相互作用により複雑な腫瘍免疫微小環境が形成されている。近年好酸球が活性型と定常型に分類され、活性型は抗原提示や免疫制御に関与することが近年報告されたが、大腸癌における好酸球の浸潤やその活性状態、そして病態との関連性はほとんど解明されていない。本研究では、大腸癌における好酸球の局在およびその活性化状態を評価し、臨床データとの関連性を解析する。さらに、シングルセルRNAシークエンス解析を用いて、好酸球が腫瘍内の免疫環境に与える影響を解明する。