研究課題
若手研究
放射性薬剤を用いた胃がん腹膜播種治療法の開発胃がん腹膜播種は腹腔内に腫瘍が散在する病態であり、これに対する現行治療法の奏効率は十分でなく、患者の予後が不良である。そのため効果的な治療法の開発が急務とされている。これに対し研究代表者は、放射性抗体薬を用いた腹腔内放射免疫療法に着目し腹膜播種治療に向けた薬剤開発を行ってきた。本研究では、①胃がん腹膜播種モデルの作成、②治療実験、③安全性の検討を行い、放射性抗体薬の腹腔内投与治療法の有用性および従来薬腹腔内化学療法との併用治療の有用性を、胃がん腹膜播種モデルを用いて実証する。