研究課題
若手研究
アルツハイマー病に対する新しい治療薬として承認された疾患修飾薬(DMT)の投与にあたっては、定められているガイドライン要件を満たす医療機関のキャパシティは十分ではなく、医療提供能力が逼迫して治療開始までの待ち時間が長大になってしまう懸念がある。本研究では、DMT治療の待ち時間についてデータサイエンスによる解決を図る。具体的には、検査・治療開始のボトルネック解消のために、① 血液バイオマーカーの臨床導入の効果予測、誤診リスクへの一般市民の受容度合い②治療優先順位付シミュレーション及びそれに対する意識調査について、既存データベースと、申請者が新規に取得するデータを組み合わせて検討する。