研究課題
若手研究
うつ病は精神疾患の中でも発症頻度が高く再発率も高いため、長期治療を必要とする。本研究ではうつ病モデルマウスにおいて、末梢炎症に起因する小脳血管内皮細胞由来CXCL7が血液脳関門破綻を介してうつ病発症に関与するか明らかとすることで、末梢組織・脳内で認められる一連の過剰な炎症反応がうつ病の発症メカニズムに関与するか明らかにする。これにより、未だ明らかとなっていないうつ病の発症・病態メカニズムの解明に挑む。