膵臓がんにおける回転強度変調陽子線治療の実用化に向けた治療方法の確立

• 研究課題/領域番号: 25K19104
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分52040:放射線科学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 冨永 裕樹 大阪大学, 大学院 医学系研究科, 招へい教員 (80978370)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 陽子線治療 / 粒子線治療 / 回転照射 / 治療計画 / 膵臓がん

研究開始時の研究の概要

本研究で明らかにする項目を以下に示す。

1.膵臓がんに対してスキャニング法を用いた回転照射を高精度かつスループットを改善するためのビーム条件（ビーム角度、ビームの本数、ビーム強度など）の決定や従来法との線量分布比較
2.呼吸性移動を想定した4次元線量分布を計算し、回転法を用いた時の線量分布の評価
3.作成した回転照射ビームを治療装置で照射し、測定線量と計算線量の一致度を評価