研究課題
若手研究
In vitroの実験として、ヒト食道上皮細胞を用いてアセトアルデヒドへの長期曝露による細胞応答につて、予備的検討にて細胞老化耐性獲得への関与が示唆されるDTL遺伝子に着目し、その機能解析やDTLが誘導される機序について検討する。In vivoの実験として、Aldh2ノックアウトマウスに経口的にエタノール投与を行う。エタノール投与群、非投与群の食道組織を用い、DTLの発現について比較する。臨床検体を用いた検証として、非飲酒者および多量飲酒者の食道上皮におけるDTLの発現を比較する。食道発がんの各段階にけるDTLの関与について検討する。