研究課題
若手研究
気道過敏性亢進は喘息の難治化因子である。本研究の目的は気道過敏性亢進に関連するcDC1由来の分子、OX40Lについての解析である。好中球を優位に誘導するマウスモデルにおいて気道過敏性、気道炎症、cDC1の機能解析を行い、cDC1欠失マウスやOX40L欠失マウスにおける反応と比較する。さらに骨髄細胞由来cDC1細胞やcDC1細胞株を用いた機能解析を行う。最後に喘息患者を対象とし、気道過敏性とOX40Lを含む網羅的バイオマーカー探索を行う。本研究は気道過敏性亢進の治療標的としてOX40LとcDC1の重要性の証明、気道過敏性亢進を予測するバイオマーカーや新規治療標的因子の発見に繋がるものである。