修飾ヌクレオシド解析による腎疾患の分子メカニズム解明と新規評価法の開発

• 研究課題/領域番号: 25K19495
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分53040:腎臓内科学関連
• 研究機関: 熊本大学
• 研究代表者: 永芳 友 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 特任講師 (60908028)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 修飾ヌクレオシド / リキッドバイオプシー

研究開始時の研究の概要

RNA修飾の特徴は、全ての生物において100種類以上の多彩な化学修飾が存在し、RNA機能を制御している。申請者はRNAの代謝産物である修飾ヌクレオシドが細胞外、特に尿中に多く排泄されることを、独自技術で明らかにした。また腎疾患患者の尿検体において特定の修飾ヌクレオシドで排泄が変化するということを見出した。そこで本研究では①腎疾患による尿中修飾ヌクレオシドの排泄変化の分子メカニズム解明②腎疾患の診断や重症度判定に尿中修飾ヌクレオシドが有用か？という2つの課題を解き明かすために研究を実施する。