研究課題
若手研究
抗リン脂質抗体症候群は、抗リン脂質抗体により動静脈血栓や習慣流産を引き起こす自己免疫疾患であり、根本的治療法は存在せず抗血栓療法が中心となっている。本研究では、APSにおける血栓形成の鍵を握る単球活性化に注目し、転写因子EGR-1および細胞内代謝との関連を解明することで、病態の新たな理解を目指すとともに、EGR-1阻害による治療介入の可能性を検討し、臨床応用可能な新規治療戦略の構築を目指す。