研究課題
若手研究
本研究の最終目標は、気管への全周性同所移植が可能なHybrid-biotubeを開発し、臨床応用することである。応募者らはこれまでの研究において、小動物モデルにおけるHybrid-biotubeの開発、気管置換手術、前臨床動物(ウサギ)モデルにおけるHybrid-biotubeの開発、血管誘導技術の確立、気管置換手術を行ってきた。一方、ウサギモデルにおいて、軟骨輪強度が一定でないという問題も判明した。この問題を克服し、全周性置換手術を実現するため、本研究では、特に①軟骨輪の高強度化、②血管誘導技術、③粘膜再生技術に焦点を当てて研究を遂行する。