研究課題
若手研究
2020年AHAガイドラインで心臓手術後心停止に対して通常のACLSと異なる対応を必要であることが示された。本研究の目的は、心臓手術後心停止に対する心肺蘇生シミュレーションコースの教育効果(スタッフの不安の解消、チーム形成と行動の変容、蘇生率の改善)を評価し、その妥当性を明らかにし、国内へ浸透させることである。申請者は、同シミュレーション教育が日本に浸透することで、多職種におけるチーム形成と行動変容につながり、心臓手術後心停止の蘇生率と生存退院率の改善、ひいては心臓手術成績の改善することを期待している。