研究課題
若手研究
腰椎変性すべり症は、65歳以上の女性の6~19.1%に認められ、腰痛や下肢痛によるADL障害を来し、手術治療を要することもある脊椎脊髄外科のcommon diseaseである。閉経後女性に多く発生することからエストロゲンの関与が指摘されるが、詳細な発症機序や病態進行に関する基礎医学的報告は少なく、未解決な点が多い。予防や進行抑制も困難である。本研究では、閉経動物立位モデルを用いて、発症機序や病態進行を組織学的および分子生物学的観点から検討し、予防法の確立を目指す。