前立腺癌のcribriform patternによるBRCA遺伝子変異予測

• 研究課題/領域番号: 25K20047
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分56030:泌尿器科学関連
• 研究機関: 岩手医科大学
• 研究代表者: 塩見 叡 岩手医科大学, 医学部, 助教 (60988939)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2027年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 前立腺癌

研究開始時の研究の概要

BRCA遺伝子変異を有する前立腺癌患者の予後は不良とされ、早期に変異を同定し適切な加療を介入する必要がある。しかし、BRCA遺伝子変異検査は去勢抵抗性前立腺癌となった時点で初めて行われるため、癌の進行や遺伝子検査の特殊性などにより検査が十分に普及しておらず、早期に治療介入するまでには至っていない。先行研究から前立腺癌の組織形態であるcribriform patternから悪性度の高いIDC-Pは予測可能であり、IDC-PはBRCA遺伝子変異と関連することから、cribriform patternの存在はBRCA遺伝子変異を予測できる可能性がある。