前立腺癌PDXモデルを用いた PSMA-RLT治療時期の最適化に向けた基礎的研究

• 研究課題/領域番号: 25K20068
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分56030:泌尿器科学関連
• 研究機関: 福島県立医科大学
• 研究代表者: 八木沼 恵 福島県立医科大学, 医学部, 病院助手 (60974805)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 前立腺特異的膜抗原 / 放射線リガンド療法 / アルファ線治療 / 前立腺癌

研究開始時の研究の概要

本研究では、前立腺がんに対する新たな放射線治療薬である211At標識PSMAリガンド（211At-NpG-PSMA）を用い、がん細胞表面に発現する前立腺特異膜抗原（PSMA）の量が治療効果にどのように関与するかを明らかにすることを目的とする。特に、PSMAの発現が治療の過程でどのように変化し、それが放射性薬剤の集積や治療成績にどのように影響するかを、患者由来組織を用いたマウスモデルで検討する。得られた知見は、最適な画像検査のタイミングや治療戦略の構築につながり、個別化医療の発展と、より高精度で副作用の少ない治療法の実現に貢献することが期待される。