研究課題
若手研究
本研究では、嚥下反射遅延や咳反射減弱などの摂食嚥下障害を有するヒトの唾液に着目し、摂食嚥下障害と関連する唾液由来成分を明らかにすることを目的とする。この唾液由来成分の候補として、以下の2点を考えている。1)嚥下反射に関与すると考えられている唾液中の活性型サブスタンスP(SP)の濃度2)SPを不活性化し、活性型SP濃度を低下させる可能性のある口腔細菌由来ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)の活性