歯科用合金の組成と表面性状の違いに対する機能性モノマーの接着挙動の解析

• 研究課題/領域番号: 25K20315
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
• 研究機関: 日本大学
• 研究代表者: 竹鼻 康輔 日本大学, 歯学部, 助教 (20961311)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: 歯科用貴金属合金 / 接着機能性モノマー / 酸化膜 / 接着

研究開始時の研究の概要

歯科診療において貴金属合金は補綴装置などに頻用されており、それらの装置が口腔内において長期的に良好な予後を得るためには、歯質との強固な接着が必須となる。しかしながら合金の組成の違いによる表面性状の違いと機能性モノマーの相互作用に焦点を当てた報告は不足している。その解明が簡便かつ優れた接着術式確立の鍵と考える。本研究では、歯科用貴金属合金の銅の含有量に着目し、表面処理によって生じる組成の異なる貴金属合金の表面性状の違いが、機能性モノマーを用いた接着に及ぼす影響を比較検証する。