口腔癌リスクを評価する非侵襲的検診システムの構築

• 研究課題/領域番号: 25K20413
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分57060:外科系歯学関連
• 研究機関: 鹿児島大学
• 研究代表者: 野間 優作 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (31012411)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 口腔癌 / DNAメチル化 / 含嗽液

研究開始時の研究の概要

DNAメチル化に代表されるエピジェネティック異常は多様な悪性腫瘍、前癌病変で報告されており、診断や予後予測に有用である。口腔癌においてもDNAメチル化は診断において重要なエピジェネティック異常と示されているが、癌の前駆状態である口腔潜在的悪性疾患を経て発症する過程での変化は明らかになっていない。本研究では、口腔含嗽液を用いて口腔癌発症の各過程におけるDNAメチル化を検索し、非侵襲的にエピジェネティック異常に基づいた非侵襲的かつ費用対効果の高い口腔癌の個別化診断を実現することを目的とする。