研究課題
若手研究
正常な口腔機能を獲得するためには,適切に骨組織が成長し代謝する必要がある.近年,味覚を司ると考えられてきたTas1Rファミリーがエネルギーセンサーとして口腔粘膜以外の各組織に発現し,申請者らはこれまでに骨構成細胞に発現するTas1r3が骨代謝を制御するメカニズムを報告してきた.そこで本研究では,骨構成細胞および小腸上皮細胞に発現するTas1Rファミリーに着目し、骨・小腸・肝臓を解析することで,将来的にTas1Rファミリーをターゲットとした骨代謝疾患の治療法の開発を目指す.